かつて世界の覇権を握り締めていた大英帝国

 

London Tower Bridge taken under white clouds during daytime

 

「世界を意のままに手中に収めた大英帝国」

世界の文明が開花した瞬間は「産業革命」です。 

「産業革命」が起こったため、人類は今の時代までたどり着いたといっても過言ではありません、 

そんな「産業革命」が世界で初めて起こったのがイギリスです。 

当時のイギリスには敵などいませんでした。 

圧倒的に最強の国家だったのです。 

当時の歴史を学んでみるとそれがよく分かります。 

しかし、イギリスは最初から繁栄していたわけではありません。 

むしろ、様々な問題を抱えている国家です。 

さらに、政治の形や王室の揉め事、島国の国家など日本によく似ていることも分かります。 

そのような状態から世界の覇権を握るような国家まで上り詰めました。 

今回はイギリスがどのようにして栄光ある時代を迎えていったのか。 

そして、栄光からどのように廃れていくまでを解説していきます。 

  

 

侵略されやすい島国 

 

silhouette photography London, Big Ben

 

イギリスは日本と同様に島国です。 

東の島国といえば日本です。 

そして、西の島国といえばイギリスです。 

しかし、ほんの少しだけ違いがあります。 

それが大きな差を生み出すことになります。 

日本と大陸までの距離は約200キロ程あります。 

この距離は飛行機でもない限り、あっという間とは言えません。 

しかし、イギリスと大陸までの距離は約30キロ程なのです。 

確かに近くはありませんが、全く渡れない距離ではありません。 

この違いで歴史が大きく変わります。 

日本が外国から攻められることは少ないです。 

しかし、イギリスにはよく外国が攻めに来るのです。 

大陸には「フランス」「スペイン」がいます。 

ヨーロッパの中で常に睨み合っている強国です。 

さらに当時は海賊が多かったようです。 

つまり、イギリスの外敵は常に海からやってきます。 

このような理由は、イギリスは今後海に強い国家へなって行きます。 

    

圧倒的な大英帝国の始まり 

  

gray building

 

「太陽が沈まぬ国・イギリス」 

イギリスは、当時このように呼ばれていました。 

これは世界中に植民地を持っていたイギリスを象徴する言葉です。 

もしイギリス本土で太陽が沈んでも世界中にあるイギリスでは太陽が昇ります。 

当時、世界の覇権を圧倒的な力で握っていたことが分かります。 

そのイギリスを「大英帝国」と呼びます。 

では、イギリスが強い国家になっていった理由はなんでしょうか。 

まず、「絶対王政」です。 

国家を統一する必要がありました。 

イギリスは、いくつかの国家が集まって出来ている国家です。 

正確には、イギリスではなく「United Kingdom」と呼ばれます。 

王国連合のような国家なのです。 

そのようなバラバラになりそうな構図の国家をまとめるには権力を集中させて圧倒的な力を持たせる必要がありました。 

それが「絶対王政」です。 

これだけでも十分なような気がします。 

しかし、イギリスは国家をまとめる理由を持っています。 

それは「英国国教会」です。 

ヨーロッパではキリスト教が大きな力を持っています。 

その中でも「カトリック」は絶大な力を持っていました。 

「カトリック」の総本山はローマにあります。 

ローマ法王をトップとした組織になっています。 

実際、現代でも存在します。 

そのため、ローマ法王はイギリスを含むヨーロッパ諸国に影響を及ぼす力を持っていました。

そんな中でイギリスは「英国国教会」を開きます。 

実際は、英国国教会もカトリックの団体ではあります。 

しかし、トップがローマ法王ではなくイギリス国王です。 

これにより、絶大な力をもつカトリックも国王へ還元される仕組みを作ったのです。 

結果として、イギリス国民のカトリック教徒とイギリス国王へ従います。

そして、イギリスは強国としてさらに成長をします。 

そして、国内の情勢が非常に安定します。 

よって、イギリスは「黄金時代」を迎えます。 

安定した事によって平和が訪れ、「文化」がどんどん発展して行きます。 

この結果、イギリスは「黄金時代」の最中に「産業革命」を迎えます。 

ここから、一気に世界の覇権を握って大英帝国が出来ます。 

  

同盟による崩壊 

  

assorted flags on brown and white buildings during daytime

 

圧倒的な強さを誇っていたイギリスです。 

そのため、世界中に植民地を持っていました。 

そんな世界はイギリスを追いかけるかのように「帝国主義」が進みます。 

その結果、軍事力によって世界の奪い合いをするような世界情勢になってしまいました。 

そんな中で列強と呼ばれる強い国家間で「同盟」が結ばれるようになって行きます。 

「同盟」には様々な意図があります。 

そんな事はさておきイギリスはとにかく強い国家でした。 

イギリスにとっては「同盟」など結ぶ必要がありません。 

そのため、「栄光ある孤立」と呼ばれてどの国家とも手を結ばない状態でした。 

しかし、ある事をきっかけに同盟を結びます。 

これが栄光あるイギリス崩壊への鍵になります。 

各国が同盟を結び始めました。 

同盟国同士はお互いが戦争になった際に、戦争の支援するような関係性です。 

支援だけでなく、戦争に参加する場合もあります。 

強国同士が同盟をあらゆる国家と結びきったところで、強国同士がぶつかります。 

ぶつかったことによって、同盟にあるように戦争に参加しなければなりません。 

こう世界情勢のため、芋づる式に世界の列強達が戦争に参加して世界大戦となりました。 

もちろん、イギリスも参加することになりました。 

そこでイギリスは大きな被害を受けます。 

勝敗でいうとイギリスは勝利しました。

しかし、多額の借金を抱えるようになってしまいます。 

経済もめちゃくちゃになっているので返済もうまく出来なくなってします。 

結果として、世界の覇権をアメリカにいとも簡単に奪われてしまうのです。 

さらに、追い討ちをかけるように2回目の世界大戦が勃発します。 

奇しくもイギリスは勝利します。 

しかし、借金はさらに増えます。 

このように勝者であり続けたにも関わらず、イギリスは覇権を失ってしまうのです。 

そして、統治力を失ったイギリスは植民地に尽く独立されます。 

残ったのは本国だけになり「大英帝国」は崩壊します。 

  

 

まとめ 

  

 

かつて世界の覇権を握ったイギリス。 

決して、大英帝国の歴史に敗北はありませんでした。 

勝ち続けた大英帝国でしたが崩壊してしまいました。 

なぜ崩壊することになってしまったのか。 

それは「同盟」にあったのかもしれません。 

イギリスという国家は孤立することで大きな力を発揮する国家なのかもしれません。 

実際、孤立していた時代のイギリスは圧倒的な力を誇っていました。 

今年に入ってイギリスには大きな動きがありました。 

それは「Brexit」と呼ばれる動きです。 

イギリスが遂にEUから脱退したのです。 

実際、賛否両論があります。 

正しかったか間違っていたかは判断することは困難です。 

しかし、大英帝国以来となる孤立です。 

今後、新しい時代を世界は迎えます。 

イギリスは再び「栄光ある孤立」へ進んでいます。

次の世界の覇権を握るのは、アメリカや中国、ロシアではなくイギリスなのかもしれません。 

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About Martin

Study Abroad in the U.S.

本場の自由を知る。 

自由の国に住み、西洋の価値観に触れました。

今までの日本で培った価値観とは大きく異なったものに触れることにより、様々なことを学びました。

生まれ故郷の東洋の価値観と第二の故郷の西洋の価値観を混ぜ合わせる・組み合わせることによって、より良い自分になることを目的に活動しています。