
心理学者、三大巨頭。
フロイト、ユング、そしてアドラーです。
大学で心理学を受講した際に、フロイトとユングについては学びました、
大学で心理学を受講した際に、フロイトとユングについては学びました、
しかし、アドラーに関しては飛ばしていたと思います。
そこで、アドラーについて学んでみました。
(結構、前のことですか。。。)
結論、現代を生きる人のための西洋的思考の心理学と考えました。
「自由」に生きていくには非常に重要な考え方と思います。
それでは解説をしていきます。
原因論ではなく、目的論
人が「行動」をするには、必ず「原因」が必要という考え方があります。
これを「原因論」と呼びます。
例えば、経験と呼ばれるものです。
過去に、数々の経験をしてきました。
そこで、それらの経験を活かして新しい挑戦をする。
そういって、独立や起業をしている人がたくさんいます。
経験があるから、挑戦という「行動」を取ることできたという考え方です。
しかし、この考え方は間違っているのです。
なぜなら、「原因」がなくても人間は「行動」をすることができます。
そのため、「行動」するために必要なものは「目的」とアドラーは考えました。
この考え方を「目的論」と呼びます。
先ほどの例を目的論に当てはめてみます。
独立や起業という新しい挑戦をしたいと考えて、実際に「行動」する。
こちらの方がしっくりくるのではないでしょうか。
新しい挑戦という「目的」があるための「行動」が生まれます。
揺らぐ事がない決意となります。
つまり強いのです。
そのため、原因論ではなく目的論が正しいとアドラーは言います。
自分の事だけやれば良い
全ての悩みは対人関係にあります。
人生で様々な事に悩んできましたが、全て対人関係でした。
上司や先輩からの評価を気にしたり、友達に嫌われていないか心配したり、恋人に捨てられないか考えたり等、様々な事があると思います。
全部、対人関係です。
違うと思った方は、対象の物事について深く考えてみて下さい。
例えば、「お金の悩み」だって社会があるから成り立つものです。
社会がなかったら、お金なんか誰も使いません。
そのため、対人関係になります。
そこで解決策をアドラーは提示してくれています。
それは「課題の分離」をする事です。
分け方は非常にシンプルです。
- 自分の課題
- 人の課題
自分の課題だけをやれば良いです。
人の課題は一切やってはいけません。
人の課題をやると相手から認められます。
これを承認と呼びます。
実際に誰かから承認されると嬉しいものです。
これを「承認欲求」と呼びます。
これこそが落とし穴なのです。
相手から認められるためにあなたは行動ができます。
しかし、あなたを認めるのはあなたではなく相手です。
相手の事は完全にコントロールする事ができません。
コントロールできないものには触らない方が良いのです。
どんだけ努力しても絶対に認めてくれない相手はいます。
「いつかきっと認めてくれる」と信じて頑張っていませんか。
認められたところで意味なんてありません。
正しいあなたが消耗していきます。
今すぐ、承認欲求を捨てましょう。
そうすれば、あなたは「自由」になれます。
仲間への貢献こそが、幸せ
「共同体感覚」と呼ばれるものがあります。
その意味は、人間同士がお互い支え合っている仲間であると考える感覚です。
支え合っている状態である事が重要です。
先ほど、課題の分離ができていないとどちらかが依存度が高い状態です。
つまり、片方が消耗してもう片方が得をするということになります。
Win-Winではないということです。
この状態で支え合っていると呼べるでしょうか。
もちろん、呼ぶことはできません。
では、「共同体感覚」を身に付けるにはどうすれば良いのでしょうか。
- 自分を受け入れる。
- 他者を信頼する。
- 他者へ貢献する。
この順番を守って行動すれば良いのです。
まずは、自分自身の存在を受け入れましょう。
誰かに認められるのではなく、自分自身が自分を認めてあげるのです。
これによって「自立」が出来ます。
次に、他者を信頼しましょう。
とりあえず信頼します。
すると、裏切ってくる愚かな人が現れます。
しかし、裏切るのは相手の課題です。
そのため、その課題に介入してはいけません。
その結果、その相手はあなたの前から消えます。
このように行動すると、いつの間にかあなたの周りには信頼している人のみ残ります。
最後にあなたの周りに残っている人達に貢献するのです。
このようにして「共同体感覚」を養っていくのです。
そして、これこそが「幸せ」です。
まとめ
学んでみて非常に西洋的な心理学であると思いました。
西洋人はあまり周りを気にしません。
自分らしくいることに非常に大きな価値をおいています。
結果として、彼らは自由に生きることが出来ているのです。
一方、東洋人は周りを気にして生きています。
確かに気にしない人はいますが、そういう人は周りから陰口叩かれます。
東洋人のみんなはその陰口が嫌です。
そのため、周りに嫌われないように気にして生きていくのです。
本当におバカですね。
そんな人生で幸せになることが出来るわけがありません。
陰口叩くのは相手の課題です。
最終的に損をするのは、陰口を叩いた人自身です。
叩かれたあなたは何も痛い目に合いません。
そんな幼稚な相手はほっておきましょう。
幼稚な相手からは、嫌われましょう。
あなたの人生は今から変えることが出来ます。
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