信仰と争い

 

people gathered in front of concrete structures

 

日本人は無神論者です。 

仏教徒が基本となっていますが、実際に信じているかというと疑問です。 

お寺に行ったり、神社に行ったり、教会で結婚式したりめちゃくちゃです。 

結果として、信仰の自由を巡っての争いは日本国内では滅多にありません。 

一方、世界では信仰の自由を巡って多くの争いがありました。 

その数を数える事が困難な程です。 

さらに、これは過去の話ではありません。 

今現在でも争いは続いているのです。 

現代ではグローバル化は完成しました。 

あなたはいつでも海外へアクセスできる状態です。 

それに伴って外国人との交流もいずれ出てくるでしょう。 

そうなると信仰を持った友人もすぐに出来ます。 

この時に宗教の予備知識がないとトラブルの原因になり得ます。 

グローバル人材を目指すのであれば「宗教の知識」は必須でしょう。 

今回は「3大宗教」について解説します。 

その際に欠かせない場所がエルサレムです。 

なぜ、信仰の自由を巡って争いが起こるかを考えてみます。 

  

エルサレムとはどうような場所か 

 

people walking around building near mosque

 

まず「世界で最も争いが起こる場所」です。 

場所は中東に位置しています。 

なんとなく、中東が危ないというイメージがついてしまっています。

それは昔から中東で争いが起こりやすいからです。 

中東戦争は幾度となく行われてきました。 

さらに、歴史ではさらに多くの大規模な争いが繰り広げられてきました。 

こうなってしまった原因は皮肉にも「3大宗教」の聖地だからなのです。 

「3大宗教」といえば「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」です。 

それぞれに信仰を持っています。 

全く異なる宗教観をそれぞれ持っています。 

そして、各異なったコミュニティを持って繁栄してきました。 

その過程で、現代では異なる文化を持っています。 

しかし、これらの宗教は元々同じ神を信じているのです。 

同じ神から始まり、異なる預言者により伝えられた信仰なのです。 

その神と深い繋がりがある場所がエルサレムです。 

つまり、それぞれの宗教にとってエルサレムは聖地なのです。 

エルサレムは決して広大というわけではありません。 

しかし、それぞれの宗教の聖地であり、それぞれの宗教が共存する場所でもあります。 

この一風変わった都市がエルサレムです。 

 

ユダヤ教 

 

person wearing black Fedora hat

 

それぞれの宗教には教典があります。 

信仰を開いた預言者による教えが記されたものです。 

ユダヤ教の教典は「旧約聖書」です。 

その中にユダヤ人の歴史が記されています。 

ユダヤ人たちは歴史の中でエルサレムから追放されます。 

追放されて世界中に散らばってしまう運命を背負ってしまいます。 

そこで、ユダヤ人達は神と契約を結びます。 

契約を結んで、ユダヤ人はエルサレムを「約束の地」として神から与えられたのです。 

つまり、神から与えられた土地なのです。 

そのため、ユダヤ人にとってエルサレムは聖地となりました。 

今でも「嘆きの壁」というユダヤ人の聖域がエルサレムにはあります。 

 

キリスト教 

 

beige cathedral

 

最も馴染みのある宗教かと思います。 

信仰を開いたのは「イエス=キリスト」です。 

教典は「新約聖書」です。 

イエスに関する伝説が記されたものです。 

元々、イエスはユダヤ人です。 

イエスはキリスト教を開きました。 

つまり、ユダヤ教以外の信仰を持っていたという事になります。 

ユダヤ教では、ユダヤ教以外を信仰する事は許されていません。 

そのため、ユダヤ人にとってイエスは裏切り者なのです。 

そして、イエスはユダヤ人によってエルサレムで処刑されます。 

イエスの処刑は「全人類の罪を背負って十字架に架けられた」ものです。 

十字架はキリスト教の象徴です。 

そして、処刑後にイエスは復活します。 

俗にいう「イースター」です。 

その復活した場所もエルサレムです。 

そのため、キリスト教徒にとってもエルサレムは聖地なのです。 

今でも「聖墳墓協会」というイエスが復活したであろう聖域があります。 

  

イスラム教 

 

people walking near grey concrete building

 

最後の預言者ムハンマドによって開かれた信仰です。 

聖地は「メッカ」です。 

そもそも「メッカ」の周辺から始まった宗教であります。 

確かにエルサレムから遠くはありません。 

しかし、あまり関係があるような記載がありません。

さらに、教典は「コーラン」です。 

イスラム教の教えが記されたものです。 

この教典には、ほとんどエルサレムが出てきません。 

しかし、最後に出てきてしまうのです。 

教祖であるムハンマドが天に召される前にエルサレムに行ってしまうのです。 

そこで、天命を終えるという物語になっています。 

そのため、イスラム教にとってエルサレムは「神への入り口」として聖地になりました。 

今でも「岩のドーム」というイスラム教徒の聖域があります。 

  

まとめ 

 

 

「3大宗教」はそれぞれ「一神教」です。 

神は唯一の存在と教えられています。 

自分の信仰の神以外は神として認めません。 

もちろん、自分の信仰する神が否定されたら争いになります。 

しかし、人類はそこまで愚かではありません。 

「信仰の自由」という言葉を使い、共存する事に成功しています。 

そのため、お互いの信仰を尊重する事は出来るようになっています。 

しかしながら、聖地の話となると話は別です。 

それぞれの教典にはっきりと明記されています。 

そして、それぞれにとって本当に大切な場所なのです。 

結果として、聖地を巡って争いが起こってしまうのです。 

エルサレムには信仰を巡って争いが起こる理由が隠れています。 

国際人として生きていきたいのなら、聖地エルサレムについては抑えておくべきポイントです。

  

  

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About Martin

Study Abroad in the U.S.

本場の自由を知る。 

自由の国に住み、西洋の価値観に触れました。

今までの日本で培った価値観とは大きく異なったものに触れることにより、様々なことを学びました。

生まれ故郷の東洋の価値観と第二の故郷の西洋の価値観を混ぜ合わせる・組み合わせることによって、より良い自分になることを目的に活動しています。