企業の経営状況などを知る方法

企業の状況は、非常に興味深いです。

優良なのかブラックなのかを知りたい学生さんも多いのではないでしょうか。

そこで使えるのは、口コミサイトではありません。

分析をしましょう。

分析には、Financial Statementを使います。

日本語では、財務諸表と呼びます。

これは、大企業から中小企業まで必ず持っております。

企業によって異なりはありますが、基本的に無料で公開されています。

※Financial Statementsは、その企業のビジネスの状態を知るためのものでした。(一種のステータスのようなものです。)

企業が無料で公開しているものは様々ありますが、これが一番その企業について詳しく知ることができるものです。

さらに、これは非常に正確でたくさんのことを知ることができます。そのため、企業分析をする上でこれを使わない手はございます。

では、本日は、実際にこのFinancial StatementsからBusiness Analysis(経営分析)をやっていきましょう。

Business Analysis(経営分析)

Business Analysisとは、経営分析と呼ばれます。

Financial Statementsの数値を使い、企業の収益性や安全性、効率性などを数字で評価することです。

こちらの結果によって、企業の問題点や課題を明白にし、必要な対策を早期に行うことを目的としております。

これから、Business Analysisを実際に解説していきます。

しかし、ただの知識になりやすい性質があります。

(割と簡単なため理解するのに苦労しないからです。)

それでは、ただの知識が増えるだけですので学びとは言わないと思います。

そのため、使用方法をステップにしています。

知識として頭に入れた後、この方法を使い実際にリアルワールドで使用してください。

Business Analysisのステップ

1)各指数の計算

2)計算結果の比較

3)問題点や課題の抽出

4)改善策の検討

これを頭の片隅に入れて、実際にやってみると大きな理解度を得ることができると思います。

それでは、早速解説へ移っていきましょう。

Profitability Analysis(収益性分析)

企業に収益性をはかるための分析です。Income Statementを使用して各指数を算出する。

売上高総利益率 = Gross Profit / Sales

企業の基本的な儲ける力。製品、商品、サービスの魅力によって利益を獲得する力を示す。

売上高営業利益率= Operating Income / Sales

企業が本業で儲ける力を示す。

売上高経常利益率 = Net Income / Sales

企業が本業を含む全ての事業で儲ける力を示す。

Safety Analysis(安全性分析)

最も大切なものです。

Safety Analysisとは、安全性分析です。

企業の支払能力を示す分析です。短期安全性、長期安全性、資本安全性の3つの観点より分析を行う。指数を算出する際に、Balance Sheetを使用する。

短期安全性を示す指標

・Current Ratio(流動比率) = Current Asset / Current Liability

企業の短期的な支払能力を簡易に示す指標。100%以上が望ましい。理想は200%以上。

現在(一年未満に現金化される)の資産:流動資産と呼ばれる。

現在(一年未満に返済する)の負債:流動負債と呼ばれる。

故に、短期の指標となる。

・Quick Ratio(当座比率)= (Current Asset – Inventory) / Current Liability

企業の短期的な支払能力を示す指標。100%以上が望ましい。

上記とほとんど同じような方程式となっております。

異なるところは、Inventory(棚卸資産)を含まないことです。

理由は、Inventoryが売れない可能性があるから。(現金化できない可能性がある。)

長期安全性を示す指標

・Fixed Ratio(固定比率)= Fixed Asset / Shared Capital

※ Fixedは、Non-Current, Long-Termと表現される場合もある。

企業の固定資産と自己資本の対応関係をはかる指標。100%以下が望ましい。

どの程度、Fixed AssetをCapitalで支えているかを表しています。

・Fixed Long Term Conformity Rate(固定長期適合比率)

= Fixed Asset / (Shared Capital + Fixed Liability)

企業の固定資産と自己資本と固定負債の対応関係をはかる指標。100%以下が望ましい。

どの程度、Fixed AssetをCapitalとFixed Liabilityの両方で安定的に支えられているかを表しています。

資本安全性を示す指標

Capital-to-Asset ratio(自己資本比率) = Shared Capital / Total Equity

Total Equityの中のShared Capitalの割合。比率が高い方が望ましい。

Debt Ratio(負債比率) = Total Liability / Shared Capital

自己資本と他人資本のバランスをはかる指標。比率が低い方が望ましい。

以上のことから、期間に分けた企業の安全性を知ることができます。

自分が、どのような目標(短期間での成功か長期間での成功か、それともその他の成功か)を持って事業を行っていくかで意識しなければなります。

そして、資産そのもの安全性を知ります。

つまり、自己の資金で独立をしているか借入によって依存関係があるのか等を知ることができます。

自己資本で、完全に独立した形なのか、借入でも規模を大きくしたいのか、それぞれまた目標が異なります。

そのような基盤を知りたい場合に使用する指数となっております。

Technical Efficiency Analysis(効率性分析)

少し上級者向けの内容となっております。

しかし、難しいことは何もありません。一緒に学んでいきましょう。

Technical Efficiency Analysisとは、効率性分析です。

企業が保有する資産の使用効率性をはかるための指数です。

Balance SheetとIncome Statementを使用して指数を算出します。

1つずつ紹介していきます。

・Total Asset Turnover(総資本回転率)= Sales / Total Asset

※回転数を表すので%を使用しない。(普通の数字となる。)

企業がもつ資本を元金に、効率的に売上を上げているかを示す指標です。

高いほど望ましい。

Assetは、会社の規模を表しています。つまり、大きければ大きいほど大きな規模の会社となるわけです。

そのAssetに対するSaleはどのくらいなのかを示しています。

結果として、この指数が高ければ効率的に会社を運営しているということがわかります。

・Tangible Fixed Asset Turnover(有形固定資産回転率)

= Sales / Tangible Fixed Asset

企業が、有形固定資産を元手に効率的に売上を獲得しているかを示す指標。

高いほど望ましい。

先ほどと同じで、Tangible Fixed Assetに対してどの程度Saleを上げれているかを示す。

・Inventory Turnover(棚卸資産回転率)

= Sales / Inventory

企業が、棚卸資産を元手に効率的に売上を獲得しているかを示す指標。

高いほど望ましい。

同じく、Inventoryに対してSalesを上げれているかを示す。

原則

対象物を揃えて比較を行う。

Technical Efficiency Analysisは、分母がBalance Sheetの数字、分子がIncome Statementの数値となります。

分母の数字は、期中平均値を使用して算出します。

※期中平均値とは、期首と期末の数字の平均値。

これらの指数は、効率を示します。

資産とは、企業の規模です。

しかし、規模の大きさと売上関係は常に一定というわけではありません。

規模が小さいのに大きな成果を上げているケース(IT業界のようなイメージ)もあれば、

規模が大きいのに成果が明らかに小さい成果のケース(これは倒産してしまった企業が一番良い例になると思います。)もあります。

企業の見た目やイメージだけで考えると騙されることがありますが、これをさくっと算出するだけ真実を見つけることができます。

これほど、知っていて得なものはありません。

まとめ

最初の印象は難しいと感じた方もいたと思いますが、非常にシンプルだったと思います。

もし理解できていない方がいらっしゃいましたら、もう何度も読み返してみて下さい。

いずれ必ず理解することができます。

そして、理解をしたところで上記に記載させて頂きましたステップをゆっくりでいいので試してみて下さい。

感覚として知識があなたのスキルに変化するのがわかると思います。

これから、様々なことを挑戦中できっとどこかで役に立つ場面がやってきます。

その時に、中身を薄ら覚えていればきっとあなたの役に立ちます。

あなたの偉大な成功を心よりお祈りしております。

Comment

企業を調べようと思ってもやり方がよくわからないと思った方もなんとなくやり方がわかったのではないでしょうか。

確かに手間がかかります。

さらに数字です。

もし一社分析をしても、算出した数字が高いのか低いのかちょうど良いのかわかりません。

その感覚を掴むために様々な企業でやってみて下さい。

ここで学んで使ってみるとあなたのレベルがグッと上がります。

そして正確な情報を手に入れられます。

是非、試して下さい。

いかがだったでしょうか。

もし気に入ってくれましたら、今後も投稿していきますので読んでみて下さい。新記事の通知はTwitterで流しております。

是非、フォローして下さい。

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About Martin

Study Abroad in the U.S.

本場の自由を知る。 

自由の国に住み、西洋の価値観に触れました。

今までの日本で培った価値観とは大きく異なったものに触れることにより、様々なことを学びました。

生まれ故郷の東洋の価値観と第二の故郷の西洋の価値観を混ぜ合わせる・組み合わせることによって、より良い自分になることを目的に活動しています。