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東洋心理

 

前回、ベストセラーになった「嫌われる勇気」について解説してみました。

アドラー心理学を解説した著書です。

現代という時代は、今までにない程様々なことができる時代になりました。

もちろん、いつもと変わらずに過ごすこともできます。

しかし、本気で人生を変えようと思ったらできてしまうものです。

そんな時代において、一番ぴったりなのがアドラーの心理学なのです。

下記に解説した記事のリンクを貼っておきます。

記事:要約:嫌われる勇気

読んでみると「なるほど」となります。

しかし、何か違和感がある人もいると思います。

その理由は「私たちが日本人」だからではないでしょうか。

東洋の文化で育った私たちの価値観とアドラー心理が生まれた西洋の文化の違いを見つめてみれば違和感の正体がわかってくると思います。

今回は「東洋の心理」の基礎を解説していきます。

東洋の基礎といえば、やはり「論語」です。

つまり、「子曰く」の孔子から学んでみます。

私たちが一体にどんなことに価値をおいているのか。

それでは、参ります。

仕事

 

「仁者は敵を先にして、獲るを後にす。」

仁者とは、道徳的に完全な人です。

孔子自身が目指す完全な人物像が「仁者」です。

「仁者は困難を先にやって、利益を後回しにする」

この困難は誰のためにやるかというと他者に対して行います。

まずは他者のために行動をして、後でリターンを回収します。

つまり、「相手 First」です。

そして、「自分は後回し」にする。

相手のことばかりになって、自分は後回しというよりもノーリターンで仕事をしていないでしょうか。

完全なる人は、このように行動ができる人を指します。

 

学び

 

「これを知る者は好む者に如かず、これを好む者は楽しむ者に如かず。」

これとは、学びのことです。

学ぶ時のスタンスについての孔子の意見です。

  • その学びについて知っているだけの人は、好きな人には敵いません。
  • その学びについて好きなだけの人は、楽しむ人には敵いません。

つまり、学びの理解度のランクです。

  1. 楽しむ人
  2. 好きな人
  3. 知っている人

そもそもなぜ学びを行うのでしょうか。

それは、その分野においてもっと知りたいという「好奇心」があるからです。

この好奇心に任せて、学びを楽しめる人はやはり理解度が高いです。

ここで、孔子のメッセージは「自分が楽しめる学び」を見つけなさいということです。

自分が、本当に学びたいことを見つけるのです。

学校の先生に強制される学びには意味がありません。

本当に学びたいことを見つけるために努力をしませんか。

東洋の文化の中では、楽しんで学べることに価値をおいています。

 

生き方

 

「老者は安んじ、朋友は信じ、少者は之を懐けん。」

生きる上で、人間関係は付き物です。

東洋的視点での「人間関係」を円滑する方法です。

  • 年上からは安心される。
  • 友人からは信頼される。
  • 年下からは慕われる。

そもそも、歳を気にしない西洋思考からは辿りつかない答えです。

相手と自分というコミュニティの単位があります。

そこには必ず差を設けるように東洋ではします。

つまり、「人」によって態度を変えます。

目上の人は敬い、同年代とは気軽に接し、年下には優しく接する。

このような行動する理由は、「人」から見られる自分がどのように見られるかに価値を置いているからです。

  

まとめ

 

今回は、東洋の考え方について学んでみました。

おそらく、日本人だったら心当たりのある事がいくつかあったのではないでしょうか。

生粋の日本人の私にも身に覚えがある事がありました。

しかし、やはり違和感があります。

東洋の考え方にも、西洋の考え方にも違和感が残ります。

良いところがあれば悪いところもあるというものです。

現代は、グローバル化です。

世界を駆け巡る事ができます。

そのため、西洋も東洋も超越する事ができるようになりました。

結果として、片方だけ理解しているのでは世間知らずです。

両方を理解して、初めて「現代の仁者」になれるのではないでしょうか。

 

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About Martin

Study Abroad in the U.S.

本場の自由を知る。 

自由の国に住み、西洋の価値観に触れました。

今までの日本で培った価値観とは大きく異なったものに触れることにより、様々なことを学びました。

生まれ故郷の東洋の価値観と第二の故郷の西洋の価値観を混ぜ合わせる・組み合わせることによって、より良い自分になることを目的に活動しています。